ポケットティッシュ

すごい風が吹いている日でした。 大通りで配っているポケットティッシュをもらいました。風俗求人の紙がはさまっているそれをポケットに入れて、そのままちょっと横道に入ったのですが、少し歩いたところに、さっきもらったティッシュがものすごい数落ちていました。十や二十ではないです。ダンボール一箱分くらいあるでしょうか。 すると、ミニスカートの女の子がダンボール箱を持ってやってくると、ポケットティッシュの回収を始めました。その間にも強風でティッシュが流れるように動きます。 私は、かわいそうだったのでそのティッシュを集める手伝いをしてあげました。女の子はとても恐縮している様子でしたが、必死で集めている女の子のパンツやブラジャーが常に見えている状態だったので、お礼はもうもらっているようなつもりで、全部集めて箱に入れました。すると、彼女は、私がポケットに入れていた分までなにげない様子で抜き取り、箱に入れました。文句を言う程でもないですが、なんか、もやもやしました。 それから、こういう広告の入ったティッシュを配るのってちょっと抵抗ないですか?と話しかけると、あ、わたし、風俗で働いてるので別に平気です、とちょっとうつむき加減で言われました。いや、風俗を否定しているわけではない、私も風俗によく行く、と話していたら、もっと変な空気になりました。